NHKの朝ドラ連続『虎に翼』が1週目放送から話題になっています!
伊藤沙莉さん・石田ゆり子さん・松山ケンイチさんなど、キャストは主演級ばかり!岡部たかしさんや森田智美さんなどの脇を固める俳優さんも個性ある演技の方が多いです。
2週目からは、法律を学びに明律大学女子部に進み桜井ユキさんや土居志中梨さんと登場人物も増えてきました。でここから盛り上がっていくのではないでしょうか?
引用:NHK
また、米津玄氏さん主題歌やポップなオープニン映像もな今回も面白いドラマになりそう!と注目を集めていました。最近の朝ドラは良作が多く、らんまんもブギウギも概ね好評ですよね。
そんな『虎に翼』ですが、第1週目の放送を終えて、様々な反響が寄せられているようです。
初回の視聴率は、16.4%と前々作「らんまん」前作「ブギウギ」とほぼ同水準になっています。
1週目の放送を終えた後の評判も多くは好評で様々な理由から、面白い・ハマったという人の声がネットやSNSでも溢れています。
スタートから好評で始まった『虎に翼』ですが、”面白くない””苦手”といった声もSNSで上がっています。
今回は話題の朝ドラ『『虎に翼』が”面白い”と言われる理由、”面白くない”と言われる理由を考察しネットの意見(口コミやSNS)を踏まえてまとめてみました。
<虎に翼関連記事>
目次
【『虎に翼』が面白いと言われる5つの理由!
まずは面白いとする理由を考察してみました。
初回からに話題になり視聴者の評判になっている『虎に翼』ですが…
個人的には「見やすい要素が多い」というところが良いところだと思います
以下の理由が考えられます!
- 話のテンポがよく、演出も見やすい
- 伊藤沙莉演じる主人公寅子が魅力的
- メインキャストの俳優たちの演技
- ブギウギ連想で前作ファンも入り易い
- 「はて?」「すん」などの印象的な台詞が面白い
それぞれ、詳しくご説明しますね!
【虎に翼】面白い理由①話のテンポが良く演出が見やすい
まず面白いと好評なのが、テンポの良さを含めた演出です。
ドラマの最初を人物紹介や時代背景描写で長々と使うのでなく、1週目からストーリーがどんどん進みテンポが良く心地が良いです。
また朝ドラや大河ドラマで、人物描写を丁寧するために初週は子供時代の話になり、
主演俳優がほとんど出ないということもあるのですが、
虎に翼では冒頭のお見合いのシーンだけで、寅子どんな人物なのかを
コンパクトに描き切っています。
また物語は最初、成長した寅子と日本国憲法公布のシーンからはじまります。
ここを目標に寅子が向かっていくのだという、「ゴール」を初回から明確にしてくれ
物語をどう見て良いのかの軸がはっきりしているのもテンポ良さ・見やすさにつながっています。
- テンポが良い
- 子役なしで初回から伊藤沙莉が活躍が良い
- 冒頭の日本国憲法のシーンが印象的
と感じる視聴者が多いようです。
【虎に翼】面白い理由②伊藤沙莉の寅子が魅力的
『虎に翼』の主役・猪爪寅子(ともこ)を演じるしているのは伊藤沙莉さんです。
この寅子が伊藤沙莉さんの「当て書き」の脚本なのででは?と思えるほど、ハマり役で
少ししゃがれた声やコメディっぽい表情も自然で見ていて楽しいです。
SNSでも「本人に合っている」「キャラが楽しくてずっと見ていられる」といった声があります。
【虎に翼】面白い理由③メインキャスト俳優の演技
主演の伊藤沙莉さんだけでなく、他のメインキャストも話題になっています。
森田望智さん演じる、友人の花江ちゃん
寅子の友人でお兄ちゃんと結婚し、当時の女性らしさ全開ですが実はしたたかな策士。
喋り方がとてもクセになるキャラクターで、作品のコメディ要素を強めてくれています。
森田さんは作品によって演技の振り幅が大きいのですが、この花江ちゃんは本人キャラでは?と思うほど自然にアクの強い人物を演じています。
他にも石田ゆり子さん演じる、お母さんも好評です。
4話までは、昭和の女性像の象徴として家事はしっかり外では「すん」(おとなしくなっています)とする女性として描かれています。
5話で、お母さんへの悪口に本気で怒る寅子と、寅子への暴言に本気で怒るお母さんが心が通じて、母親のはるが寅子を一番応援してくれる存在になっていくシーンは、感動的で素晴らしかったです。
寅子とお母さんのやりとりは、1週目のハイライトと言ってもいいかもしれませんね。
【虎に翼】面白い理由④ブギウギ連想で前作ファンも入り易い
虎に翼では、驚くほど前作「ブギウギ」との共通箇所を持っています。多分意図的に演出されていると思うのですが、ブギウギの視聴者がスッと入ってきやすい要素になっていると思います。
共通点を挙げると
- ブギウギと同時代を描いていて、主人公も同年齢の設定
- 寅子が「梅丸少女歌劇団」に入りたいという台詞
- ブギウギのアホのおっちゃん役の岡部たかしが、寅子のお父さん
- ブギウギの主人公の出身と虎に翼の母親の出身が共に四国(香川と愛媛)
さりげないものもありますが、ブギウギを連想させる要素が多くあり、前作が好きだったファンへの粋な演出となっています。
【虎に翼】面白い理由⑤「はて?」「すん」などの印象的な台詞が面白い
虎に翼、初回から「はて?」「すん」などドラマ独自のワードが生まれ盛り上がっていました。
朝ドラは、「あまちゃん」や「おしん」がそうだったように、流行語が出るとドラマファンの枠を超えた国民的ドラマになります。
虎に翼もその要素があるのではないのでしょうか?
●「はて?」
主人公が、当時の常識だった主に女性に対しる価値観について発する台詞
●「すん」
昭和の女性が家では活発なのに、外だとおとなしくしている様子を寅子が表現したもの。
寅子が結婚に前向きになれないことの象徴的なセリフになっている。
【虎に翼】つまらない、苦手という評価・口コミも!
基本的に好評な意見で溢れている「虎に翼」ですが、一方でつまらない・苦手という意見もありあります。
特徴があるということは好きと嫌いが分かれることでもあるので仕方ないですね。
面白い理由が人によってはつまらない理由になっているということだと思います。
幼少期がないことが、テンポがいいと思う人がいれば物足りない人もいる
個性的な演技や演出面白いという人がいれば、ちょっと過剰だと感じる人もいる
「はて?」「すん」は女性の社会進出が前提の令和的価値観の体現でもあるので、ポリティカリーコレクトに寄りすぎではと感じる人もいる
代表的な意見をピックアップします。
まとめ
『虎に翼』が面白いと言われる5つの理由は…
- 話のテンポがよく、演出も見やすい
- 伊藤沙莉演じる主人公寅子が魅力的
- メインキャストの俳優たちの演技
- ブギウギ連想で前作ファンも入り易い
- 「はて?」「すん」などの印象的な台詞が面白い
整理するとこんなところでしょうか?
また面白い理由の裏返しが人によってはつまらなく感じさせている要素もありそうですね。
ともかく、初週から概ね好評な「虎と翼」これからの盛り上がりが楽しみですね。
<虎に翼関連記事>