ドラマ「俺たちの箱根駅伝」第2話のタイトルは「学生連合チーム始動」。予選会で本選出場を逃した大学の選手が集まる「関東学生連合チーム」が、物語の大きな舞台になりそうです。そして現実の箱根駅伝でも、2026年10月17日(土)に第103回大会の予選会が行われます。
この記事では、関東学生連合チームがどんなチームなのか、どうやって選ばれるのか、なぜ「優勝しても記録に残らない」のかを、箱根駅伝の公式情報をもとにまとめました。
結論:予選会で敗れた大学から、1校1人ずつ選ばれる“オープン参加”のチーム
- メンバー:予選会を通過できなかった大学の選手のうち、記録上位の選手から選ばれる
- 人数の制限:同じ大学からは1人まで
- 記録の扱い:オープン参加のため、チームのタイムも個人のタイムも「参考記録」
- チームの編成:主催の関東学生陸上競技連盟(関東学連)が行う
そもそも箱根駅伝に出られるのは21チーム
箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)に出場するのは、関東学生陸上競技連盟に加盟する大学のチームです。内訳は次のとおりです。
| 枠 | チーム数 | 内容 |
|---|---|---|
| シード校 | 10校 | 前年の大会で上位10位に入った大学 |
| 予選会通過校 | 10校 | 10月の予選会を通過した大学 |
| 関東学生連合 | 1チーム | 予選会を通過できなかった大学の選手で編成 |
コースは東京・読売新聞社前から箱根・芦ノ湖までを往復する全10区間、合計217.1km(往路107.5km、復路109.6km)。学生長距離界で最も長い駅伝です。

関東学生連合チームの選ばれ方
箱根駅伝の公式サイトでは、関東学生連合チームは「予選会を通過しなかった大学の記録上位者から選ばれる(1校1人まで)」と説明されています。つまり、チームとしては予選会で敗れても、個人として好走した選手には箱根を走るチャンスが残っているということです。
第103回大会の予選会の競技注意事項でも、予選会を通過できなかった出場校の選手で関東学生連合チームを編成し、その編成は関東学連が行うと定められています。選手の参加資格など細かな条件は、大会ごとの要項で決められています。
なぜ「優勝しても記録に残らない」のか
関東学生連合チームはオープン参加という扱いです。関東学連の大会要項では、チームの記録も個人の記録も「参考記録」とすると定められています。そのため、仮にゴールした順番が上位でも、正式な順位や区間順位としては扱われません。
昔は「関東学連選抜」という名前だった
箱根駅伝の公式サイトの過去の記録には、「関東学連選抜」と「関東学生連合」という2つの名前が残っています。公式サイトの学生ブログ「駅伝ひろば」には、第84回大会(2008年)で関東学連選抜チームが4位に入った大会の舞台裏をマネージャーが振り返る記事もあり、寄せ集めのチームが上位に食い込んだことがあるのも、このチームならではのドラマです。
ドラマ「俺たちの箱根駅伝」では何が描かれる?
日本テレビの公式サイトで公開されている第2話のあらすじでは、予選会でわずか10秒差に泣いた明誠学院大学4年・青葉隼斗(小林虎之介)が、関東学生連合チームのメンバーに選ばれます。チームを率いるのは、明誠の新監督で伝説のランナー・甲斐真人(山下智久)。
合宿初日、甲斐は16人の選手を前に「箱根駅伝、3位以上」という目標を掲げます。しかし、学生連合チームはオープン参加のため、勝っても記録には残りません。「記録に残らないのに、なぜ上を目指すのか」――このルールこそが、ドラマの中で甲斐と選手たち、コーチとの対立を生むポイントになっていきそうです。今回の記事の内容を知っておくと、第2話の見え方がぐっと変わるはずです。
第1話の感想は「俺たちの箱根駅伝」第1話レビューで書いています。最新話はTVerで無料配信、Huluでも配信されています。
よくある質問
Q. 関東学生連合チームがゴールで1位になったらどうなりますか?
オープン参加のため、記録はチーム・個人ともに参考記録扱いです。正式な順位はつきません。
Q. 同じ大学から何人まで選ばれますか?
箱根駅伝の公式サイトでは「1校1人まで」と説明されています。
Q. 2027年(第103回)の予選会はいつですか?
関東学連の公式サイトによると、第103回大会の予選会は2026年10月17日(土)に行われます。関東学生連合チームのメンバーは予選会の結果をもとに編成されます。
Q. 箱根駅伝の本大会はいつですか?
箱根駅伝は毎年1月2日(往路)と1月3日(復路)に行われます。
※ 2026年10月11日時点の、箱根駅伝公式サイト・関東学生陸上競技連盟の公開情報をもとにまとめています。予選会の結果を受けて、関東学生連合チームの情報を追記する予定です。






